住宅ローンの借り換えとは
家を購入する時、住宅ローンを使わずに買う人はそういないでしょう。 ひとつの家を買うということは新築であれ中古であれ非常に大きな買い物です。家を買うときに住宅ローンを利用せずに、 すべて現金で一括払いできるという人はほんとうに稀でしょう。住宅を購入する際に、 はじめに組んだ住宅ローンをあらたに組み替えるのが住宅ローンの借り換えということになります。
今後の金利が大きく上昇しそうだと思った場合、 3年金利固定型の住宅ローンから35年金利固定型の住宅ローンに借り換えることで将来の金利上昇リスクを避けるという仕組みです。ただし、 一つの金融機関が取り扱っている住宅ローン同士の中での借り換えは普通は行いません。オーソドックスな手段では、 違う金融機関の住宅ローンを使います。よくあるケースとしては、 金利条件のいい住宅ローンに借り換えることで返済額を安くしたり月々の負担を減らすことです。
変動金利制の住宅ローンから固定金利制の住宅ローンの借り換えをする人は、 今後の金利上昇によって返済の利息分の増加を警戒してのようです。借り換えは単純にローンを移動させるだけではなく、 労力や費用がかかる行為です。思いつきで借り換えをするのではなく、銀行の借り換え相談などでじっくり話を聞いてみましょう。 住宅ローンを新しいものに借り換えることによってどんな利点があるのか、逆にどのような欠点があるか、 しっかり把握してから実行に移すべきです。